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  • 2010/02/06/Sat 22:45:53
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トンネルをぬけたら、そこは

京都は本日、一日中雪。
こんなに、すきまなく雪が降っているのを見るのは、実に久しぶりでした。
夕方の河原町に立って、雪のひとつひとつが綿のように軽やかなのに、その軽さに見合わない速さでもって顔を突き刺してくることに、驚きました。

雲がちぎれて降ってきているようで
というより、空がちぎれて、おちてきているようでした。ちりぢりになって、一心不乱に着地点を目指して降りてくる空。空は天を離れたら白いものなのかもしれないなとか。

白い霞のむこう側で破壊されたのかって
もう、明るくなったら、雪がやんだら、空はそこにはないんじゃないかと
私たちの世界の輪郭と、私たちの身体の輪郭に溶けて、 
この下の世界だけをぽっかりとしたあなの底に残して消えてしまってるんじゃないかって

これほどに上から下へ向けて冷たいものが降ってきているっていうのに、空を見上げている人が少なくて
涙をこらえる大人の姿が不思議だった子供時代、あのころの気持ちがなぜか思い出されて、空をあおぎました
私の額に溶けた分、欠けているであろう空の姿をそこに見たかったのかもしれませんが、
そこには、象牙色の空気の流れ以外、何もありませんでした。


わたしのたっている世界は、思考を一歩とばせばこれほどまでに不安定で知らない世界になる。
という面白さ。






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yukiyuki.jpg


よりにもよってそんな日に、東京から来た友人たちの観光付き添いで嵐山までいってきました。
めっさ寒くて、最後には手袋してたにもかかわらず両手がかじかんじゃって財布さえ開けらんなくなる始末で・・・頭の上には雪積もっちゃうし竹林はぼやけちゃうしで、観光にきてた友人sには残念だったかもしれませんが・・・
雪の嵐山も、なかなかに風情があって素敵だと思いましたよ。
雪の下でも、夏の暑い日差しの下でも、秋の落葉の中でも、春の花弁の嵐の中でも、美しくあるのですね。京都は。


今回きた二人の男子と、はじめて恋愛関係の話をしたんですが、いやー・・・参考になるね、誠実な男子の話は。
「その都度しぜんと降りてくる この感じをつかまえて それで日々をつないでいくんです it will be alright」
っていう福山さんの歌詞が心に響く、今日この頃。

いつだって、信じられるのは自分の気持ちだけですね。しんじさせて、なんて、なんて虚しい悲劇の主人公ぶりっこ。
「どうしたらいい?心配させないには?」って言われて、結局相手に何かしてほしいんじゃなくて、自分が信じたいだけだって気づく。そんなことを言わせてごめんね、と心底思った。いや言わないけど(言わないんだ
だから、いまはただ、時間を、空気を共有することだなぁ。この目とこの肌とこの頭を信じて。





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最近、「路地恋話」という漫画を買って、それがなんかこう琴線にふれるものがあって・・・それ読んでから、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」が読みたくなりました。
実は前に古本市で購入して本棚には在るんだけれど、あんまりそういう気分になれずに、読まずに放置していて。
でもやっとそんな気分がめぐってきたようです。どんな気分って?んー・・・日本的な世界観に目を向ける機会?
京都を去るからセンチメンタルになってるだけかもしれませんが。谷崎は非常に京都に縁深い作家だしね。
考えてみたら、この京都で過ごした五年間が、私が一か所に暮らした最長記録。しかもその独特な雰囲気に、どっぷりと甘えて生きた五年間。
そりゃセンチメンタルにもならぁな。

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COMMENT

「ことせん」に触れましたか。。。ほほほ。
すいません、読んでる時に心の中でやっぱり「ことせん」って読みました。viva 帰国子女

もう会社やだ。京都帰りたい

>darkmoon
これ、帰国の友人ほぼ全員間違えて覚えてたよw某誰かさんに至ってはどっかの鉄道の路線だと思ってたしね・・・つわものだわ・・・

>りゅう
あら、ここにも一人センチメンタルな人が。
どうしたーなにがあったー。気が向いたら電話しておいで、話しぐらいなら聞いてやるから。
手に職ない学生なら、愚痴悩みそのほか話しやすかろう。

もういろいろやらかして無理です。早く、仕事から抜けたい、電話ノイローゼになりそう・・・orz

>greenapple
二人してかwwwどうしたんだよー。
if you wanna talk about it, call me up okay? just dont let it kill you. Maybe itll help a bit.
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空はひとつとわかっているからこそ、地上のすべてが夢のように感じます。

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